早野歯科医院- HAYANO DENTAL CLINIC -

歯が１〜数本だけ欠損した部位に使う、標準的なインプラント治療法です。
両隣の歯が天然歯で削ることを避けたい場合や、前歯部などで入れ歯ではバネや色調により審美性が悪い場合にお勧めしています。

歯として見える部分のかぶせ物は、前歯部では天然歯のように見た目が良い素材のものを、そして臼歯部ではしっかり噛むことができるような御提案をしております。

歯が数本まとめて欠損している場合で、保険診療だとブリッジか入れ歯になるような症例です。必要かつ十分な最低限のインプラントの本数を考え、また骨の幅や神経との距離などを三次元的にしっかり把握した上で、インプラントを安全に入れる（埋入）ことができる部位を検討します。
この場合の歯の部分にあたる被せ物は、天然歯にように見た目が良いものをご提案しております。
このブリッジタイプのインプラントは、ご自身で取り外すことができません。
そのため、インプラントの周囲およびブリッジの下面のあたる部分の清掃は、天然歯の時よりもより細かい手入れが求められます。
インプラントの周囲に食べカスが留まると、炎症を起こしてきます。
当院ではインプラントをより長く良好な状態で維持するため。
治療終了後のメンテナンスも重要と考えております。
定期的なメンテナンスを必ず受けるようにしてください。

この取り外しタイプのインプラントとは、あごに数本のインプラントを入れ（埋入）、インプラントと入れ歯の両方にマグネットの部品（アタッチメント）を装着することで、入れ歯をマグネットの磁力で固定する方法です。
がたつく入れ歯は格段に安定し、かつ着脱も簡単です。
この取り外しタイプは、幅広い症例に使うことができます。

(1)ほとんど歯が残っていない場合、
(2)総入れ歯を使っているけれども歯槽骨（骨の土手）が痩せたり細くなって低くなっている場合、
(3)入れ歯が粘膜に吸着しないため、
会話や食事であごを動かすたびに動く場合、
(4)骨が痩せていたり、神経が近くにあるため、あご全体をブリッジタイプのインプラントにすることができない場合、
(5) あご全体をブリッジタイプのインプラントにする場合より安価にしたい、

といった場合に使います。
このタイプは入れ歯を取りはずせるため、日々お口の中をきれいに維持することができ、入れ歯が欠けたり、すり減ったりした際の修理もしやすいというメリットがあります。